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晩夏の海月
時折半透明になりながら、ぽちぽち物書きしています。
師走の月とポピーの花
創作について振り返ろう、という企画記事です。(タイトルはあまり関係ありません)
イベントのこと、サークル全体のことはサークルのブログ、web版つばめ報の方に随時アップされていますので
この記事では、わたしの個人的な今年の振り返り日記のようなものを書きます。
わたし参加して大丈夫かわからないんですけど、書いたもん勝ちということで、ひとつ・・・。

今年は1月の文フリ京都、新刊『猫の頬に月』の刊行から始まりました。
というと華々しいようですが、『猫の頬に月』は2014年ぐらいからずっと書いては消し、書いては止め、というかたちでしたので
ああ、やっと出たあ、というほっとした気持ちのほうが大きかったです。
前日譚『月とライオン』に引き続き、わたしが師匠と呼んでいるサークルメンバーの海咲光さんが表紙イラストを担当してくれて、すごく嬉しかったです。

それから今年の前半はずっと、悩み悩みひとつの作品群に取り組んでいました。
「図書室シリーズ」と自分では呼んでいるのですが、ほとんどは一昨年から昨年のペーパー用小説として書いておりまして(未公開のものもある)、その8編目にあたる「雪の日の図書室」という掌編を、1月の文学フリマ京都のペーパー裏小説として掲載しました。小学校の図書室を舞台に、学校司書の女性と小学校の子どもたちの小さな交流の場面を書いたものです。
この物語群は12章完結させるつもりでいたのですが、最終章が完成しないままになっています。正確には、6月ぐらいに一旦、書き上げ、そして、7月にお蔵に入れました。
お蔵に入れた経緯は省きますが、いつか完成したらお目にかかれるかもしれないし、でも、たぶん、もっと先かなと思います。

それと前後して、ひとつ大きな革命的な出来事がありました。
「アイスコーヒー」のマツさん主催の文芸誌『反省しない犬 創刊号』に寄稿させていただいたことです。
アンソロジーというものにはこれまで参加したことがなく(同じサークルの紺堂との共著はあります)、それは、作品自体の、というのもなくはない、ですが、本当は主にわたしの人としての自信のなさによるものだったりするのですが、「マツさんのなら大丈夫」と思って参加させていただきました。
錚々たるメンバーに囲まれるようなかたちで、「空を飛ぶ夢」という短編小説を寄稿させていただきました。とても大きな、嬉しい出来事でした。
「空を飛ぶ夢」は実際には5月から6月にかけて書いていたと思います。これは、「いつか書きたい」と思っていた風景を書くことができたので、そういう意味でもよかったなと思いました。
『反省しない犬』は9月の文フリ大阪で即日完売となり、まぼろしの雑誌となっておりますが
これから何号も続いていって、いつかまた時が巡ったときに寄稿できたらいいな~なんて図々しくも思っております。わんわん。

そして、7月から10月まではずっと、来年出す新刊の小説を書いていました。
これは、完成しました。来年3月のテキレボで刊行する予定です。
年が明けたら、サークルのほうのアカウントなどから第一報お知らせできると思います。まだ秘密です。

10月には、11月の東京文フリで刊行したサークル誌「つばめの巣」に載せる小説も書いていました。
「ポール・オトレの見る夢は」と、「霜月のブライド」という短編を書きました。
「霜月のブライド」について、少しだけ書きます。
わたしが18歳のときに書いた「HERO」という小説があります。17歳ではじめてきちんとかたちにした小説は「milky way」というタイトルのものなのですが、その次に書いたのが「HERO」です。
高校生のうちに「HEROINE」という続編を書き、それから7年ぐらい経って、25歳ぐらいのときに「DAUGHTER」という続続編を書き、みっつの話を入れたものを頒布していました。
それもめでたく完売となり、ずっと、「DAUGHTER」が完結編だと思っていたのですが
しばらく月日が経つうちに、ふっと主人公たちのその後を書きたくなり
今度こそ、本当の完結編として「霜月のブライド」を書きました。(とか言って、また何年か後に登場するかもしれない)
さらに、その前段というか伏線として昨年書いた「ながつきのつきと菫の花」という掌編があり、これが布石となっております。
今回の「つばめの巣」への寄稿は、「ジェンダーについて二篇」というのが個人的なテーマでした。
なので、テーマが偏ってみえるかなとも危惧したのですが、書きたい主題で書きたいときに書かせてもらったという感じです。

それで、11月は夫の父親の介護を手伝わねばならないことがわかっていたので、きっと何も書かないだろう・・・と予測して10月に頑張っておいたのですが(?)
年明けに公開になる、テキレボwebアンソロジーの小説をひとつ(規定どおり4,000字程度のものです)、あと、ウェブ公開用の小説として「ラ・フォンテーヌの世迷言」という短編を書いていたようです。
ようです、というのは、ついさっきまで、ラ・フォンテーヌのほうは今月書いたつもりでいたからです(記憶が・・・)
テキレボアンソロも初参加です。こちらは、公開されてのお楽しみです。

そのほかにも、今年はほんの短いものですが、ペーパー裏用の小説を3つほど書きました。「ぬれた靴」「ルート21」「亜貴子ちゃん」の三篇です。
どれも個人的にはとても気に入っているもので、イベントで誰かにもらわれて行ったかなと思うと、嬉しい気持ちになります。

12月になって、思い立ってカクヨムデビューしました。
ずっとブログとpixivだけ使っていたのですが、カクヨムのほうが読みやすいという人もいるのかな?と思ってアカウントを作ってみました。
レビューいただいたり、応援していただいたり、とても励まされています。ありがとうございます。本当にすごく嬉しいです。

それから、もうひとつクリスマスにすごく嬉しいことがあって、ツイッターでわたしが兄貴と呼んでいるミュージシャンのひらやまやすしさんが、先の「ながつきのつきと菫の花」の一部としてわたしが書いた詩のようなものに曲をつけてくださいました。
メチャメチャいい曲です。
歌にするために作った詩ではなかったので、曲をつけづらかったと思うのですが・・・
何度も聴いてます。
サプライズでいただいたのでちょっと、泣きました。これは自慢です。



今は、来年刊行される予定の、アンソロジー用の小説に向き合っております。
本当に、1年に2回も、このようにアンソロジー企画に参加させていただくことになると思わなかったのですが、でも「ここなら大丈夫」、と、「やってみたい」と思えたというのは、わたし自身の成長というよりは、よい出会いということを感じずにはいられません。感謝ばかりです。真摯に向き合って少しでもよいものを書きたいと思っています。

去年のいまごろ、このブログで、「つばめ綺譚社のメンバーであるということに恥じない小説を書く」ということを言っていました。
その言葉に、沿うことができたのか、これは、わたしがつばめ綺譚社の一員、とくに、ものを書く人のうちの一人であることが、果たしてよかったのか、ということで、なんだか、今年は何度も自分自身に問うてしまったように思います。
言うまでもないですけど、別に何かあったとかメンバー不仲説が出ている(?!)とかではなく、ちゃんと貢献しとるわよ!と紺堂に励ましてもらったりしておりますので(ごめん)、なんかこう、そういう意味ではなく・・・
頒布数や閲覧数がなかなか伸びないとかそういう具体的なものは確かにあるのですが、それだけでもなく・・・。
ばくぜんとした自信のなさのようなものがあって、一喜一憂しながら、それでも、真剣に書いてはいた、という気持ちです。
内的要因としての、しんどさに、自信のなさに、負けないようにして、来年も同じ目標で頑張っていきたいなと思っています。

小説を書くことが好きか、嫌いか、という話題がここ最近はよく見られました。
わたしは、小説を書くのは好きかなとも思うし、でも生きていてしんどくなければ書かないから、書かないですむ人生、書かなくてもしんどくない人生なら、そちらのほうが楽かな、とも思います。(これは若いころからたまに思います。)
それでも自分のうちに何か生まれる限りは、書きたいし、書かねばもっとしんどいし、生きている限りは、何か生まれるものがあるといいなと思っています。
あと、書くのが好きか嫌いかということはとりあえず、保留にしても、ものを書いていなければ出会えなかった人たちがたくさんいるなあというのは常に思っていて、本当に、本当に、皆さまいつもありがとうございます。それだけは言うておかねばならなかった!

来年も真摯に書いていきます。イベントには相変わらずなかなか出ていけないかもしれませんが、行けるときには、お目にかかりたく思います。

今年もたくさんありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

あれ、総括になってる・・・?
わたしは自分の書く小説の文章は、わりかし読みやすいほうかなと思うのですが、ブログの文はめちゃめちゃ読みにくい気がします。
では!(推敲ゼロ!)
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テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

[2018/12/26 22:46] | 自分の小説の話 | コメント(0) |
文学フリマ大阪
なんだか、秋めいたお天気の今日でしたね。
こんなに早く秋の足音がするとは。心の準備ができてませんでした。

さて、9月9日(日)、つばめ綺譚社は文学フリマ大阪に参加します。
Web版つばめ報久しぶりに?私が更新させていただきました。ご覧くださいませ^^*
再掲になりますが、スペースNo.は「B-01」です。お隣はいつもお世話になっている骨組段階さんです。
Webカタログはこちらからご覧ください。
ブースにお立ち寄りいただけましたら幸いです!

それで、出展のお知らせについてはつばめのブログのほうに記してしまったので
今日のブログでは、私の既刊紹介などしようと思います。
(Webカタログにだいたい載っているんですけれども・・・。)



アンノウン
『アンノウン』(A5/コピー/200円)
 コンピューターの管理会社で派遣社員として働く「僕」は、同僚にひっそりと想いを寄せる。
 居心地の悪い昼間を足掻きながら、深夜のマシンルームでひっそりと息をしながら。
 不器用で優しいひょろモヤシボーイの恋とか愛とかの物語。

恋とか愛とか、っていうほどなので、恋愛小説です。
でも、恋愛ものが苦手だなっという人にも、ぜひ読んでほしいです。(やっぱダメってなったらすみません)
主人公の男の子も、彼が恋をする(愛する)女の子も、昼間の明るいところでは少しだけ”生きづらい”事情を持っています。
それに立ち向かうのも人生なら、ゆるやかに、少しでも生きやすい場所を探すのも
また素晴らしい人生ではないかなと、思います。



猫の頬に月
『猫の頬に月』(A5/コピー/250円)表紙イラスト:海咲光
 高校教師の僕は、ある夜、アパートの近くで猫を拾った。猫の頬には三日月型の傷。飼い主が見つかるまでという条件で猫と一緒に暮らしはじめた僕のもとに、古い友人から、ひとつの訃報が届く。(表題作「猫の頬に月」)
 表題作ほか二編からなる連作短編集。拭えない過去や埋められない寂しさを抱えながら、それでも懸命に日々を生き、誰かを想う人たちの物語。

前日譚の『月とライオン』はpixivで全文お読みいただけます。
前日譚というか、本当は『月とライオン』だけで完結する予定だったのですが、
脇役で出てきた人たちをどうしても主役に据えたくなってしまい、このような形になりました。
『月とライオン』は読んでなくても大丈夫ですが、読んでいただけば「あっこの人や」という楽しみ(?)はあるかもです。
交差するかもしれない、しないかもしれない、それぞれの人たちの懸命な、人生のおはなしです。



水銀灯の夢
『歌集 水銀灯の夢』(A5/コピー/300円)表紙デザイン:月慈稀羅
 ツイッター等で発表していた歌の中から厳選し収録。
 「春」「夏」などの季節や、「わたしのこと」「だれかのこと」などとに分けられた、それぞれの章を巡る、夢のような短歌体験を是非。

短歌です。これね、ごめんなさい。紺堂の歌集と対で出したのですが、私のだけ売れ残ってしまっております・・・。
たいへん申し訳なく思っております。興味本位で見てみてください。



そんな感じです。拙い説明ですみません。
ブースは入り口の目の前なので、気軽に立ち寄って立ち読みしていただけたらと思います。
インフォメーション・ペーパー裏のミニ小説も書きましたので、もらって行ってくださいませ(´▽`)

ではまた!

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

[2018/08/17 22:42] | 自分の小説の話 | コメント(0) |
既刊の在庫状況と新刊のお話
今晩はです、伴です。土曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。

さて、ありがたいことに拙著諸々、在庫僅少のものが出てきているようで、お知らせします。

「つばめの巣」10号⇒なんと、完売御礼のようです。伴は長めの短編(?)「深夜秘密バス流星号」を寄稿しております。緘黙の少女が出逢った不思議なバスの正体は・・・。お買い上げくださった方にはお楽しみいただけましたら幸いです。

『名前のない光の粒について』⇒「イチオシなのに売れない!!」とかって騒いでいたのですが、思った以上にお手に取っていただけていたようで・・・ありがとうございます!本当に自分では大好きな作品なので感無量です。在庫あと少しあります。サンプルをこちらでお読みいただけます。

『ミーティングは三〇二で』⇒紺堂との共著です。これもね本当に大好きな作品です!青春の空気をつい昨日のように感じます。pixivでもお読みいただけるのですが、冊子版には紺堂書き下ろしのオマケ冊子もついてくるのでぜひ紙でお手に取ってみていただきたいです。pixiv掲載版から書籍にするにあたり改題しております。

『海の夢』⇒今年3月末までで頒布終了です。売れ残っても終了です(笑)サンプルはこちらでご覧いただけます。『Re:17』『喫茶カサブランカ』『世界』も3月末で頒布終了です。よろしければお試しください。

ツイッター等でお知らせしておりましたとおり、『ウーパールーパーに関する考察』は完売御礼です。本当にありがとうございます。受注再販にお申し込みくださった方もありがとうございます。再々販の予定はとりあえずありません。皆さまにかわいがっていただき幸せな∈(・Θ・)∋です。末永くお手元に置いていただけたら嬉しいです。

最後に、1月の文フリ京都で刊行した新刊『猫の頬に月』について少し書きます。
特にネタバレ的なものはないのですが、追記に記しますので、ご興味ある方はどうぞ。
続きを読む

テーマ:お知らせ - ジャンル:小説・文学

[2018/02/03 23:25] | 自分の小説の話 | コメント(0) |
名古屋コミティアの御礼と、新刊∈(・Θ・)∋の話
GWいかがお過ごしですか、伴です。
御礼が遅くなりましたが、4/30の名古屋コミティアで新刊『ウーパールーパーに関する考察』無事刊行と相成りました。
当日私は行けませんでしたが、ブースへお越しいただいたかた、この場をお借りしまして、ありがとうございました!!
いつものごとく、レポートは代表がWeb版つばめ報に上げてくれていますので、ご覧くださいませ♪

新刊『ウーパールーパーに関する考察』
表紙は、ツイッターでもう長いお付き合いの布目あむちゃんが作ってくれました。
隠れている(?)かわいいウーパールーパーをぜひ見つけてくださいね!
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ちょっとだけ中身についてのお話もしますね!差し支えありそうなかたはブラウザバックおねがいします。
続きを読む

テーマ:お知らせ - ジャンル:小説・文学

[2017/05/06 22:57] | 自分の小説の話 | コメント(0) |
あなたの伴さんはどこから?っていうか、
そろそろ振り返っておかないと記憶の彼方・・・
ということで、自作自演の「執筆」年表であります。

 2004年 「milky way」「Crazical Trip and...」(『Re:17』)
 2005年 「HERO」「HEROINE」(『HERO』)、「Raining」(未刊行)
 2006年 『海の夢』
 2007年 『月とライオン』
 2008年 『金魚』、「scene」(『Re:17』)
 2009年 『世界』
 2011年 『少年の話』(COMIC CITY東京129限定)
 2012年 『アンノウン』、「蛍光オレンジのコスモス」「喫茶カサブランカ」(『喫茶カサブランカ』)
 2013年 「獏」「蛙」(『喫茶カサブランカ』)
 2015年 『ミーティングは302で』(共著・紺堂カヤ)
 2016年 『歌集 水銀灯の夢』、『ウーパールーパーに関する考察』、「3R」(つばめの巣9号掲載)
 2017年 『名前のない光の粒について』

主につばめ関係なので、載ってないのもあります。数章に分かれている小説は、完成した年です。
二重括弧になってるものは、同タイトルで刊行済みです。(完売のものもあります)
一重の括弧は、()内に収録冊子名を記載しています。

「つばめ綺譚社」として活動を始める前、ゆうたら高校生で初めて文芸部というものに所属して以来
ずっと「伴美砂都」のペンネームで小説を書いています。
執筆時期と刊行時期がずれているものもあり、「大学のときの部誌」とか引っ張りだせば正確な年表になるのかもしれませんが、、
一先ず、曖昧な記憶を発掘してみたのみです。悪しからず・・・。
月とライオンも2006年だったかなあ。

ちなみに、2010年はどうしていたかというと、本職に忙殺されており
2014年は、ウーパールーパーの最初の方(連載)とリレー小説を書いていたと思われます。


えっと、
2004年、わたし、17歳!
今は・・・
オシテシルベシ、です。(笑)
決して多作ではありませんが、長く書き続けていられることに感謝ですね。

ではまた!週末は名ティアやで!^^*
[2017/04/23 21:59] | 自分の小説の話 | コメント(0) |
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ご訪問有難うございます。

プロフィール

伴美砂都

Author:伴美砂都
つばめ綺譚社の伴美砂都です。
小説を書いています。
どうぞよろしくお願いいたします。

twitter:
つばめ綺譚社@TsubameKitan
わたし@misatovan

小説通販 渡り鳥販売:
つばめ綺譚社通販
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