晩夏の海月
時折半透明になりながら、ぽちぽち物書きしています。
われわれの巣の話をしよう
今晩はです、伴です。
年の瀬ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ブログで今年の総括とか来年の目標などを記しておこうかとも思ったのですが、
なんとなく言葉がうまく出ないまま、今年ももうあと十日を残すのみとなってしまいました。
なので、まとめではないのですけれど、今日はわたしの所属するサークルの話をします。
真剣そのものですが、わりと内輪ネタかつ主観的なお話なので、そう思いながら読んでもらえたら嬉しいです。

私、伴美砂都は「つばめ綺譚社」というサークルに所属しています。
某IT企業で落ちこぼれ会社員としてブラックな生活をしていたある日、弊社代表の紺堂に「創作サークルを立ち上げようと思うのですが、一緒にやりませんか?」というふうに声をかけてもらったのが始まりでした。
これには前段があり、私は大学時代、文芸部に所属しており、同じ大学の一年後輩であった紺堂が文芸部のサークル誌を読んでくれたのだそうです。
(ちなみに私は高校も文芸部で、伴美砂都というペンネームは当時からずっと使っています。)

つばめ綺譚社には、小説を書く人が2人、イラストを描く人が4人、工作をする人が1人います。イラストを描く人はときに工作もします。
途中でメンバーが増えたりして、今、7人です。皆、紺堂にスカウトされて入社(つばめ綺譚社は会社なので、入社です)した者ばかりです。

小説を書く人というのは、紺堂と私です。
紺堂は私の中ではオールラウンダーで、ファンタジーも青春小説も純文学系もなんでも書ける人と思います。
自分のことはというとよくわかりませんが、「好対照である」と評していただいたのが印象的でした。
そういう話はまえに二人でもしたことがあり、「同じテイストの書いてたら同じサークルでやってられないよね!」みたいな結論になったのを覚えています。(笑)
イラストを描く人たちはワレモワレモと前に出てくるタイプではないのですが、皆それぞれ素敵な絵を描くひとたちです。
(私は絵心が斜め45度ぐらいしかないので、神業としか思えません)
そして、まったく作品の雰囲気や個性がかぶりません。本当にびっくりするほどかぶりません。すごいなあといつも思います(すごいのポイントが違うかもしれませんが・・・。)
住む場所も作品のテイストもばらばらの超個性派マイペース集団。
作品のことを抜きにしても、私はサークルメンバーを勝手にとても身近に感じていて、みんな幸せに暮らしていたらいいなあ、なんて思っています。
ただ、そんな私たちを取りまとめる紺堂の苦労は、はかりしれないものがあったと思います。
実際、つらい思いをした、と聞いたこともあるのに、私はずっと何を苦痛に思うでもなく、のうのうと参謀業務を堪能していました。本当に頭が上がりません。
ちなみに参謀とはつばめ綺譚社の役職です。代表、参謀、美人秘書、師匠、お嬢、猫、職人です。代表がいちばん偉く、他6役はだいたい同じぐらいの地位です。

思えばこの6年、仕事を辞めて、実家に帰り、また引っ越して、仕事が変わり、結婚し、また仕事が変わりましたが、「つばめ綺譚社の社員である」ということは変わりません。
そのなかで「アンノウン」を書き「喫茶カサブランカ」を書き「ミーティングは302で」を書き「ウーパールーパーに関する考察」を書き「名前のない光の粒について」を書きました。
どれも私の内に潜在的に有りながら、つばめ綺譚社に入らなければ生まれなかったものばかりです。
私は紺堂のように書くことを本職としているわけでもなく、思いついたときに思いつくがままに、本当に運を天に任せて書いているような感じです。書くペースもすごく遅いです。
ただ、きっと生きている限り「何か」が私の内にあり、それは小説になって外に出て行くものなのであろう、ということはなんとなく思います。
いつか、もう書けへんな、と思った暁には、いさぎよく退社したいなと思っていますが
おばあちゃんになっても、何か書いていたいものです。

出会ったときは紺堂も私も学生で、紺堂が社会人になり、書くことを本職にすると決め、今に至るまでの過程を
見ている、というほど頼りがいのあるものではありませんが、このひとはすごいなあ、と思いながらずっと見ていました。
個人的に、ほんとうに個人的な思いですが、紺堂のそばで紺堂の作品に触れながら小説を書く、ということが、私にとっては重要であり、素晴らしいことです。

日記などでは散々書いているとおり、私は「みんなと一緒に何かをすること」が非常に苦手です。
だからといって一人で何かを成し遂げるようなパーソナリティでもないのですが、いい歳になっても周囲を足並みを揃えるということはちっとも簡単にはなりません。
そんな私ですが、もう6年このサークルに所属しています(正確には、2011年2月入社なので6年と10ヶ月です)。
来年も、再来年も、ずっとその次も、つばめ綺譚社のメンバーであるということに恥じない小説を書くことが、私の目標です。
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テーマ:日記 - ジャンル:小説・文学

[2017/12/21 23:17] | 日常の話 | コメント(0) |
続、蛍光オレンジのコスモス
父親から、癌の再発なし、とのメール。
お父さんに「長生きしてね」なんて言う日、言える日がくるとは思っていませんでした。
以前、雑誌と短編集『喫茶カサブランカ』に書いた「蛍光オレンジのコスモス」は
小説と銘打ってありますがほぼ実話で私の父の話です。
あれから私は勤めていた会社を辞め、結婚し、
蛍光オレンジのコスモスは嫁いできたこの町にも咲いています。
父はお酒も煙草もやめ、薬は水で飲んでいます。
歳をとるというのはいろいろなことがあるものです。

この週末は義父が外泊で戻ってきていて、私も義実家に泊まってお手伝いしてきました。
心配事もありましたが、義母はとても喜んでくれたし、義父も元気そうでよかった。

で、気が抜けたのと寒くなったので風邪をひいたようで
今日はせっかくのお休みをほとんど引きこもっていました。^^; 午後はほとんど寝落ちしていたし・・・
かろうじてカヤちゃんちにペーパー(週末の)を送りに郵便局だけ、行きました!(笑)
ペーパー限定小説は今回も伴です。新しいものを書き下ろしました。
30日の名ティアに行かれるかたはぜひもらってやってくださいね~!
9月に引き続き、図書室シリーズです。
シリーズで書いて、たまったら無配冊子でも作ろうかしら・・・。(言うだけタダ)

あっ!お知らせです!
カヤちゃんのWeb連載企画、『カグの樹の脚~世界間を跳ぼうプロジェクト~』が始まっています!
はてなブログ版で第一話が公開中です。
説明なども書いてあるので、こちらのWeb版つばめ報のほうからご覧いただくのが良いかなと思います!
カグの樹の脚、とても素敵なお話なので、ぜひ読んでみてくださいね~。
身内宣伝失礼しました!

ではまた!

テーマ:お知らせ - ジャンル:小説・文学

[2016/10/24 21:45] | 日常の話 | コメント(0) |
今年の三冊2015
おひさしぶりです、伴です。
生きてます!ほんとです!(笑)
仕事と私生活(嫁業とか)が忙しくてバタバタしていました。
ちょっと、実家の方が来年は大変になりそうで・・・
良い方向へ向かうのを願うばかりです。

さて、鬼が笑うので(でも、笑うんだったら別にいい気もする)、今年の話です!
カヤちゃんのブログに便乗して、「今年の三冊2015」です。

『避雷針の夏』櫛木理宇
 この方はきっとご自分の田舎が大嫌いなのでしょう・・・。
と、思わざるをえないような「田舎の排他的構造」の書きっぷり。
ぐえええ、となりながらページを捲る手が止まらず読破。
後味の悪さも筆力の確たる証拠で賞。

『サイレンと犀』岡野大嗣
 Twitterでは以前から拝見していた短歌ですが、
やっぱり本を買ってよかった!
キラキラ輝く・・・だけではない感受性。
きっと「生きづらい」んだろうなあ、「めんどくせえやつ」なのかもしれないなあ・・・
そこにはたしかに共感がありました。
安福望さんのイラストがせつないほどかわいい。

『シャエの王女』槙佐知子文・赤羽末吉絵
 インドを舞台にした昔話の再話。絵本ですが文章長めで絵も渋いです。
醜い化物の姿に生まれついてしまった心優しい王女が幸せになるまでの話。
昔話の定番ともいえる展開の話なのですが、説得力のある絵と文に引き込まれます。
容姿にひどいコンプレックスを持っていた思春期の自分に読ませてあげたいような、
当時の自分では読んでも響かないかも、とか思うような(笑)
仕事で尊敬する上司から薦めてもらった絵本でもあり、そういう意味でも特別な一冊。


以上です。
今年読んだ本を読書メーターで見返してみたのですが、
なんだか今年は(も?)後味の悪い本ばかり読んでいたような気がします。
お仕事が忙しいと現実逃避の手段として読書にエンタテイメント(サスペンス系)を求めがちになるようです(笑)

何はともあれ、今年も面白い本に沢山出会えました^^
来年も気の向くままにいろいろと読みたいと思います!
[2015/12/22 23:04] | 日常の話 | トラックバック(0) | コメント(0) |
懐かしの・・・
今晩は、伴です。少し更新が空いてしまいました・・・><;
三年半勤めた会社を11月末で退職することになり、身辺の整理などにバタバタ中です。

お休み期間なのをいいことに、なかなか会えなかったお友達に会ってみたり
旅行に行ったりもしています(*´ω`*)


自室の整理中に懐かしいものを発見。

懐かしの原稿

高校時代の部誌に寄稿した原稿です(*´д`*)
なんと、一番最初のは手書きでした。よ、読みにくさ。。
今でこそ「milky way」というタイトルがついている処女作ですが、
当時「It does not have a title」と書かれていました・・・
タイトル思いつかなかったのですね(´・ω・`*)なんじゃそりゃ

手前のルーズリーフは「木曜日、見舞いにいく」を書いたときのメモです。
ネタをメモするときの文字の汚さは今でも全然変わりません(笑)
学校の図書館で書いてたのかも。あ、授業中かも。(おい


メモの冒頭に、「HEROを超えるものは書けないかも」という旨のことが書いてあります。
新しいものを書くたび、過去に書いたものを超えられるかどうか、という葛藤も
ずっと変わらないな~と思います。


突っ込みどころは多々ありますが、思いがけず懐かしいものが見つかって
なんだかちょっと嬉しかったです^^*



▽オマケ(全然別件)
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[2012/11/24 23:25] | 日常の話 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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ご訪問有難うございます。

プロフィール

伴美砂都

Author:伴美砂都
つばめ綺譚社の伴美砂都です。
小説を書いています。
どうぞよろしくお願いいたします。

twitter:
中の人@misatovan
つばめ綺譚社@TsubameKitan
小説bot@misatovan_bot

小説通販 渡り鳥販売:
つばめ綺譚社通販
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