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晩夏の海月
時折半透明になりながら、ぽちぽち物書きしています。
お知らせおよび作品紹介(随時更新)
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
オリジナル創作サークル「つばめ綺譚社」で活動しております、伴美砂都と申します。
この記事はイベント参加情報および作品紹介です。
ブログの最新記事はこの下にございます。

<更新情報>
2018/12/2 ブログを更新しました → 文フリ東京、ありがとうございました
2018/11/29 pixivに小説「ラ・フォンテーヌの世迷言」を掲載しました → 「ラ・フォンテーヌの世迷言」
2018/11/25 pixivに小説「亜貴子ちゃん」を掲載しました → 「亜貴子ちゃん」
2018/11/2 ブログを更新しました → 本の感想『夕立』

<イベント情報>
2019年3月21日(木・祝) 第8回Text-Revolutions
 公式サイト(開催要項)

<作品情報>
既刊情報:こちらをご覧ください→Web版つばめ報:伴美砂都 基本情報
●ブログに掲載している小説はこちらからご覧ください
●紺堂カヤとのリレー小説(冊子は完売です。ありがとうございます) → ミーティングは302で
●時々更新しているpixiv小説 → 伴pixiv
●noteで日記を書いています → ひんやりとした夕暮れ
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テーマ:お知らせ - ジャンル:小説・文学

[2018/12/02 10:18] | お知らせ・イベント情報 | トラックバック(0) | コメント(0) |
文フリ東京、ありがとうございました
さむくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?
つばめ綺譚社の伴です。

11月25日は文学フリマでしたね!わたしは会場には行けなかったのですが、盛況だったとのことでなによりです。
サークルのイベントレポートは、いつものごとく代表がWeb版つばめ報に上げてくれています♪
新刊をはじめ、たくさんお手に取っていただいたようで、本当にありがとうございました。
(紺堂の新刊がすごく面白いので今回買わなかった方も次の機会にぜひ読んでほしい・・・身内宣伝すみません)

私の新作はインフォメーションペーパーの裏小説と、サークル誌「つばめの巣」への寄稿でした。
裏小説はpixivに掲載しております。 →亜貴子ちゃん
いうなればシリーズ思春期です。(そんなシリーズがあるのか・・・。)

サークル誌には、「霜月のブライド」と「ポール・オトレの見る夢は」という2編の短編小説を寄稿しました。
「霜月のブライド」は、喫茶店パンジー(わたしの小説をむかしから読んでくださっている方には、オッとなる店かも)を舞台に
ひとりの女性の想いが叶う大切なときを書きました。
「ポール・オトレの見る夢は」は、オカマバー「オトレ」での出会いをきっかけに
若者のアイデンティティの発露と、その受容というものがたりです。
ポール・オトレさんは図書館や情報学界隈では著名な方ですが、とくにそういう方面のお話ではなく(すみません)お店の名前として登場です。
今回、そう決めていたわけではないのですが、「ジェンダーをテーマに二編」でした。
どなたかのお手元に届いていましたら幸いです。

最後にもう一つお知らせで、pixivにはもう一本新しい小説をアップロードしております。
ラ・フォンテーヌの世迷言(よまいごと)です。
(言葉尻で一応R-18ですが、激しいセックスシーンみたいなものはないです。)
ひとりの青年の出会う身近な死と、それを巡る葛藤を書いております。
ラ・フォンテーヌさんは、先述のオトレさんと一緒に書誌学に貢献された方ですが、
こちらも、作中のケーキ屋さんが「アンリ」だから、というお名前だけの登場です(すみません・・・)
ご興味ありましたらご覧くださいませ。


否応なく冬です。
生きていくにも、ものを書くにも、たくさんの葛藤があります。
これからもなんとか生きていくし、これからも、なんとか書きたいなと思う秋でした。

次はテキレボでお会いしましょう!(Webアンソロも参加します!)

テーマ:お知らせ - ジャンル:小説・文学

[2018/12/02 10:16] | お知らせ・イベント情報 | コメント(0) |
わたしたちは、きっと、同じ夕立を見ていた。:本の感想『夕立』
 サークル「謂はぬ色」梔子花さんの『夕立』を拝読しました。

夕立

 梔子花さんの作品を、私は「酒アンソロジー 生きは酔々」所収の「梅酒」のお話だけ拝読したことがありました(あ、あとブログの小説も少し読みました。)
 比較的平易な文章で登場人物の心情が丁寧に綴られているという印象で、読んでいてしんと静かな気持ちになる、それでいて出てくる人たちの心の揺れがしっかりと感じられる書き手さんというイメージです。

 『夕立』の主人公のミホちゃんは、高校二年生。進路に悩み、自分のやりたいこととは何か、考えるのに少しだけ疲れてしまい、夏休み、現実逃避のように親戚の「瑠衣ちゃん」の家を訪れます。
 そこで出会う、これまで出会ったことのない人や価値観に触れ、少しずつ彼女の心が解きほぐされていく過程が丁寧に綴られています。
 仕事の話あり、淡い恋ありの、ある種王道ストレートな“少女の成長譚”ともいえる物語。
 ミホちゃんだけでなく、あっけらかんとした「瑠衣ちゃん」も仕事で悩んだときがあり、憧れの男の子として描かれる「洋輔」もまた、知的障がいをもつ兄の「きょうだい」としての自分に葛藤している。
 周囲の人たちの抱える悩みや不安定さもしっかりと描かれており、いろいろな観点から味わうことのできる小説でした。ほかの人たちの悩みにも触れたからこそ、ミホちゃんは成長できたのかも、と私は思いました。

 あまり多くを語るとネタバレになってしまいそうですが、もう少しだけ。
 私がとくに秀逸だなと思ったのは、瑠衣ちゃんの仕事場である、障がいのある方たちの就労施設の描写です。もうね、本ッ当にリアルなんです!
 私自身が、その昔に知的障がいをもつ方たちが暮らすケアホームでアルバイトしたことがありまして、作業所(当時は「授産施設」と言っていた)にもたまにボランティアに行ったりしていたんです。その光景がハッキリと蘇り、そうそう、そんな感じだった!と頷きながら読みました。
 障がいの症状だから仕方ないんですけど、結構デリカシーのないこと、平気でしたり言われたりするんですよね、利用者さんたち・・・。(笑)
 ミホちゃんの戸惑いや、それでも、少しずつその場を知っていこうとする姿などが、うら若かった私自身の姿と重なり、グッと物語に入り込みました。

 これまでの日常とは違うひと夏を過ごし、ミホちゃんが自分の「やりがい」や「進路」にどのような答えを出したのか・・・
 それは物語を読んでいただきたいのですが、心にさわやかな、まさに「夕立」のあとのようなやさしい風を残す一冊でした。

 
 さて、ここから先、少し自作についての(伴の小説)話が入ります。おまえの話など興味がないわッ!という方は、ブラウザバック推奨。
続きを読む

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

[2018/11/02 17:04] | 読書の話 | コメント(0) |
わたくしも反省しない犬の一匹:本の感想「文芸誌 反省しない犬」
9月刊行の文芸誌「反省しない犬」(寄稿させていただきました、の記事はこちら)、即日完売御礼とのこと!
遅くなってしまったのですが、ひとつずつの作品に対する感想を残しておきたく、記事にまとめておきます。



明樹水底さん「ニーチェの霊前」
 神田川を歌っているのに、なぜか……旧い翻訳文学を読んでいるような心持ちになる文章。美しい!

加藤ショコラさん「パンク・パンク・エアパッキン」
 パンク(ミュージックではない)とエアパッキンをめぐるひとときの考察。
 文章のテストのこたえを大人になってから考えるというところにギュッと心を掴まれました。ノスタルジー。

岡﨑彩さん「あんときの犬」
 人生で出会った犬を思い出しながら読みました。通学路にいたよく吠える犬など…。
 「チビ」を「ナヒ」だと思っていたというところがとくに大好き。

まいたけさん「胞子の日々」
 まいたけさんの詩がすごく好きで、いままで詩というものに興味がなかったのですが、その概念を打ち砕かれました。
 全体を通してなんだかさみしいんだけど、さみしさをちょっと離れたところから見てる感じが良い。絶妙。

岡田麻沙さん「ツノザカナの夜」
 架空のおさかなを巡る物語、少しさみしい童話のような。冒頭の二行でもう、この世界にぐっと引き込まれる。
 読んで、ぷわぷわと水中を漂うようなこころもち。見たことのない世界なのに、映像が浮かぶ。

アミービックさん「夏の心配」
 死んだ恋人を巡るあれこれ、現実なのか、悪夢なのか、それとも幻覚……ぶわぶわっと不気味なほうへ進んで行く感じが良いです。
 読むたびに印象が変わるのですが、なんとなく、執念に近い愛、というイメージ。

栗原夢子さん「蠢動」
 蠢動とは、虫などが蠢くこと、転じて、取るに足らない者が策動すること だそうです。
 最果ての戦場で虫のように殺されてしまうかもしれない兵士たちの、ひとときの風景。淡々と、少しコミカルに書かれる部分もあるんですけど、それがよりかなしさを際立たせていると思いました。

ハイパーに子クソさん「エスゾピクロンの散歩」
 エスゾピクロンは睡眠薬の名前だそうです。高校時代に好きだった男の子を待ち続ける?女の子のちょっとブッ飛んだ回想が面白いです。せつないんだけど、ところどころフフッて笑っちゃった。

マツさん「回想されない犬」
 世間から取り残されたような二人が静かに暮らしているお話で、なんですけど、雨が降ったらバイトに行けないとか、なんか頭の中の自分だけの神様って、神様のくせに、どうして自由にさせてくれないんでしょうね…。
 とても好きなお話です。

森元暢之さん「僕の"こたえ"」
 このアンソロジーのタイトルとなった漫画の後書きとして書かれたものだそうです。そして、わたしが生まれた年に書かれた文章なのでした。
 なんだろう、磨かれたことばというのは、古びないものですね。この文芸誌の後書きとしても、ぴたりとはまっているように感じました。

ツイッターの再掲で、しかも完売したあとで・・・感想もいつものごとくあまり、上手でないもので、申し訳ありません。
わたしの小説については、自分のものなので感想とかはないのですが、恐縮ながらも、胸をはって送り出しました。^^*
あらためて、すごい文芸誌に参加させていただいたものだなあという思いでいっぱいです。
これから2号、3号と続いていき、さまざまな方の作品がひっそりと集っていくのだと思うと胸が熱いです。
書き手としては、二度目の寄稿を目指して頑張っていきたいところ。
重ね重ね、ほんとうにありがとうございました。わんわん!

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

[2018/10/28 14:11] | 読書の話 | コメント(0) |
文学フリマ大阪
なんだか、秋めいたお天気の今日でしたね。
こんなに早く秋の足音がするとは。心の準備ができてませんでした。

さて、9月9日(日)、つばめ綺譚社は文学フリマ大阪に参加します。
Web版つばめ報久しぶりに?私が更新させていただきました。ご覧くださいませ^^*
再掲になりますが、スペースNo.は「B-01」です。お隣はいつもお世話になっている骨組段階さんです。
Webカタログはこちらからご覧ください。
ブースにお立ち寄りいただけましたら幸いです!

それで、出展のお知らせについてはつばめのブログのほうに記してしまったので
今日のブログでは、私の既刊紹介などしようと思います。
(Webカタログにだいたい載っているんですけれども・・・。)



アンノウン
『アンノウン』(A5/コピー/200円)
 コンピューターの管理会社で派遣社員として働く「僕」は、同僚にひっそりと想いを寄せる。
 居心地の悪い昼間を足掻きながら、深夜のマシンルームでひっそりと息をしながら。
 不器用で優しいひょろモヤシボーイの恋とか愛とかの物語。

恋とか愛とか、っていうほどなので、恋愛小説です。
でも、恋愛ものが苦手だなっという人にも、ぜひ読んでほしいです。(やっぱダメってなったらすみません)
主人公の男の子も、彼が恋をする(愛する)女の子も、昼間の明るいところでは少しだけ”生きづらい”事情を持っています。
それに立ち向かうのも人生なら、ゆるやかに、少しでも生きやすい場所を探すのも
また素晴らしい人生ではないかなと、思います。



猫の頬に月
『猫の頬に月』(A5/コピー/250円)表紙イラスト:海咲光
 高校教師の僕は、ある夜、アパートの近くで猫を拾った。猫の頬には三日月型の傷。飼い主が見つかるまでという条件で猫と一緒に暮らしはじめた僕のもとに、古い友人から、ひとつの訃報が届く。(表題作「猫の頬に月」)
 表題作ほか二編からなる連作短編集。拭えない過去や埋められない寂しさを抱えながら、それでも懸命に日々を生き、誰かを想う人たちの物語。

前日譚の『月とライオン』はpixivで全文お読みいただけます。
前日譚というか、本当は『月とライオン』だけで完結する予定だったのですが、
脇役で出てきた人たちをどうしても主役に据えたくなってしまい、このような形になりました。
『月とライオン』は読んでなくても大丈夫ですが、読んでいただけば「あっこの人や」という楽しみ(?)はあるかもです。
交差するかもしれない、しないかもしれない、それぞれの人たちの懸命な、人生のおはなしです。



水銀灯の夢
『歌集 水銀灯の夢』(A5/コピー/300円)表紙デザイン:月慈稀羅
 ツイッター等で発表していた歌の中から厳選し収録。
 「春」「夏」などの季節や、「わたしのこと」「だれかのこと」などとに分けられた、それぞれの章を巡る、夢のような短歌体験を是非。

短歌です。これね、ごめんなさい。紺堂の歌集と対で出したのですが、私のだけ売れ残ってしまっております・・・。
たいへん申し訳なく思っております。興味本位で見てみてください。



そんな感じです。拙い説明ですみません。
ブースは入り口の目の前なので、気軽に立ち寄って立ち読みしていただけたらと思います。
インフォメーション・ペーパー裏のミニ小説も書きましたので、もらって行ってくださいませ(´▽`)

ではまた!

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

[2018/08/17 22:42] | 自分の小説の話 | コメント(0) |
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ご訪問有難うございます。

プロフィール

伴美砂都

Author:伴美砂都
つばめ綺譚社の伴美砂都です。
小説を書いています。
どうぞよろしくお願いいたします。

twitter:
つばめ綺譚社@TsubameKitan
わたし@misatovan

小説通販 渡り鳥販売:
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